ネリはだまってきれで包んだ小さな卵形の頭を振って、唇を噛んで走った。
二人がも一度、樺の木の生えた丘をまわったとき、いきなり眼の前に白いほこりのぼやぼや立った大きな道が、横になっているのを見た。
その右の方から、さっきの音がはっきり聞え、左の方からもう一団り、白いほこりがこっちの方へやって来る。
ネリはだまってきれで包んだ小さな卵形の頭を振って、唇を噛んで走った。
二人がも一度、樺の木の生えた丘をまわったとき、いきなり眼の前に白いほこりのぼやぼや立った大きな道が、横になっているのを見た。
その右の方から、さっきの音がはっきり聞え、左の方からもう一団り、白いほこりがこっちの方へやって来る。