宮沢賢治 『黄いろのトマト』 蜂雀、ありがとうよ。 と云いながら、鞄をそっと取りあげて、その茶いろガラスのかけらの中のような室を、しずかに廊下へ出たのです。 そして俄かにあんまりの明るさと、あの兄妹のかあいそうなのとに、眼がチクチクッと痛み、涙がぼろぼろこぼれたのです。 宮沢賢治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア