穂吉と呼ばれた梟は、三疋の中では一番小さいようでしたが一番温和しいようでした。
じっとまっすぐを向いて、枝にとまったまま、はじめからおしまいまで、しんとしていました。
その木の一番高い枝にとまりからだ中銀いろで大きく頬をふくらせ今の講義のやすみのひまを水銀のような月光をあびてゆらりゆらりといねむりしているのはたしかに梟のおじいさんでした。
穂吉と呼ばれた梟は、三疋の中では一番小さいようでしたが一番温和しいようでした。
じっとまっすぐを向いて、枝にとまったまま、はじめからおしまいまで、しんとしていました。
その木の一番高い枝にとまりからだ中銀いろで大きく頬をふくらせ今の講義のやすみのひまを水銀のような月光をあびてゆらりゆらりといねむりしているのはたしかに梟のおじいさんでした。