宮沢賢治 『風野又三郎』 二人は鞄をきちんと背負い、川を渡って丘をぐんぐん登って行きました。 ところがどうです。 丘の途中の小さな段を一つ越えて、ひょっと上の栗の木を見ますと、たしかにあの赤髪の鼠色のマントを着た変な子が草に足を投げ出して、だまって空を見上げているのです。 宮沢賢治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア