それですから、誰が考えてもこんな幸福なことがない筈だったのですが、実はネネムは一向面白くありませんでした。
それというのは、あのネネムが八つの飢饉の年、お菓子の籠に入れられて、「おおホイホイ、おおホイホイ。
と云いながらさらって行かれたネネムの妹のマミミのことが、一寸も頭から離れなかった為です。
それですから、誰が考えてもこんな幸福なことがない筈だったのですが、実はネネムは一向面白くありませんでした。
それというのは、あのネネムが八つの飢饉の年、お菓子の籠に入れられて、「おおホイホイ、おおホイホイ。
と云いながらさらって行かれたネネムの妹のマミミのことが、一寸も頭から離れなかった為です。