ほんとうはそれはあんまり柔らかで砥石にはならなかったかも知れませんが、とにかく私たちはそう云う石をよく砥石と云って外の硬い大きな石に水で擦って四角にしたものです。
慶次郎はそれを両手で起して、川へバチャンと投げました。
石はすぐ沈んで水の底へ行き、ことにまっ白に少し青白く見えました。
ほんとうはそれはあんまり柔らかで砥石にはならなかったかも知れませんが、とにかく私たちはそう云う石をよく砥石と云って外の硬い大きな石に水で擦って四角にしたものです。
慶次郎はそれを両手で起して、川へバチャンと投げました。
石はすぐ沈んで水の底へ行き、ことにまっ白に少し青白く見えました。