そしたらもうすぐ、そこが町の入口だったのです。
山男は、まだどうも頭があんまり軽くて、からだのつりあいがよくないとおもいながら、のそのそ町にはいりました。
入口にはいつもの魚屋があって、塩鮭のきたない俵だの、くしゃくしゃになった鰯のつらだのが台にのり、軒には赤ぐろいゆで章魚が、五つつるしてありました。
そしたらもうすぐ、そこが町の入口だったのです。
山男は、まだどうも頭があんまり軽くて、からだのつりあいがよくないとおもいながら、のそのそ町にはいりました。
入口にはいつもの魚屋があって、塩鮭のきたない俵だの、くしゃくしゃになった鰯のつらだのが台にのり、軒には赤ぐろいゆで章魚が、五つつるしてありました。