キッコは立ちあがりましたけれども慶助はせいの高いやつでそれに牛若丸のようにうしろの机の上にはねあがってしまいましたからキッコは手がとどきませんでした。
「ほ、この木ペン、この木ペン。
慶助はいかにもおかしそうに顔をまっかにして笑って自分の眼の前でうごかしていました。
キッコは立ちあがりましたけれども慶助はせいの高いやつでそれに牛若丸のようにうしろの机の上にはねあがってしまいましたからキッコは手がとどきませんでした。
「ほ、この木ペン、この木ペン。
慶助はいかにもおかしそうに顔をまっかにして笑って自分の眼の前でうごかしていました。