宮沢賢治 『ひかりの素足』 一郎は扶けられて起されながらも一度楢夫の顔を見ました。 その顔は苹果のやうに赤くその唇はさっき光の国で一郎と別れたときのまゝ、かすかに笑ってゐたのです。 けれどもその眼はとぢその息は絶えそしてその手や胸は氷のやうに冷えてしまってゐたのです。 宮沢賢治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア