それでも柏は四本とも、やっぱり音をたてませんでした。
タネリは、こっそり爪立てをして、その一本のそばへ進んで、耳をぴったり茶いろな幹にあてがって、なかのようすをうかがいました。
けれども、中はしんとして、まだ芽も葉もうごきはじめるもようがありませんでした。
それでも柏は四本とも、やっぱり音をたてませんでした。
タネリは、こっそり爪立てをして、その一本のそばへ進んで、耳をぴったり茶いろな幹にあてがって、なかのようすをうかがいました。
けれども、中はしんとして、まだ芽も葉もうごきはじめるもようがありませんでした。