宮沢賢治 『タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった』 すると花の列のうしろから、一ぴきの茶いろの蟇が、のそのそ這ってでてきました。 タネリは、ぎくっとして立ちどまってしまいました。 それは蟇の、這いながらかんがえていることが、まるで遠くで風でもつぶやくように、タネリの耳にきこえてきたのです。 宮沢賢治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア