夏目漱石 『草枕』 こんな所でも人間に逢う。 じんじん端折りの頬冠りや、赤い腰巻の姉さんや、時には人間より顔の長い馬にまで逢う。 百万本の檜に取り囲まれて、海面を抜く何百尺かの空気を呑んだり吐いたりしても、人の臭いはなかなか取れない。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア