宮沢賢治 『氷と後光』 たしかにそこは峠の頂上でした。 にはかに汽車のあへぐやうな歩調がなくなり、速さは加はり、まっしぐらに傾斜を下って行くらしいのでした。 間もなく電燈はさっと明るくなりスティームも通って來て、暖かい空氣が窓の下の隅から紐のやうになってのぼって來ました。 宮沢賢治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア