夏目漱石 『草枕』 細くかつ低い声には相違ないが、眠らんとする春の夜に一縷の脈をかすかに搏たせつつある。 不思議な事に、その調子はとにかく、文句をきくと――枕元でやってるのでないから、文句のわかりようはない。 ――その聞えぬはずのものが、よく聞える。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア