宮沢賢治 『うろこ雲』 重く流れる月光の底をその小さな犬が尾をふって來る。 夜の赤砂利、陰影だけで出來あがった赤砂利の層。 櫻の梢は立派な寄木を遠い南の空に組み上げ私はたばこよりも寂しく煙る地平線にかすかな泪をながす。 宮沢賢治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア