夏目漱石 『草枕』 あきづけば、をばなが上に、おく露の、けぬべくもわは、おもほゆるかもと長良の乙女の歌を、繰り返し繰り返すように思われる。 初めのうちは椽に近く聞えた声が、しだいしだいに細く遠退いて行く。 突然とやむものには、突然の感はあるが、憐れはうすい。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア