夏目漱石 『草枕』 面白かった事、愉快であった事は無論、昔の不平をさえ得意に喋々して、したり顔である。 これはあえて自ら欺くの、人を偽わるのと云う了見ではない。 旅行をする間は常人の心持ちで、曾遊を語るときはすでに詩人の態度にあるから、こんな矛盾が起る。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア