夏目漱石 『草枕』 涙を十七字に纏めた時には、苦しみの涙は自分から遊離して、おれは泣く事の出来る男だと云う嬉しさだけの自分になる。 これが平生から余の主張である。 今夜も一つこの主張を実行して見ようと、夜具の中で例の事件を色々と句に仕立てる。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア