夏目漱石 『草枕』 ただ両域の間に縷のごとき幻境が横わる。 醒めたりと云うには余り朧にて、眠ると評せんには少しく生気を剰す。 起臥の二界を同瓶裏に盛りて、詩歌の彩管をもって、ひたすらに攪き雑ぜたるがごとき状態を云うのである。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア