夏目漱石 『草枕』 端粛とは人間の活力の動かんとして、未だ動かざる姿と思う。 動けばどう変化するか、風雲か雷霆か、見わけのつかぬところに余韻が縹緲と存するから含蓄の趣を百世の後に伝うるのであろう。 世上幾多の尊厳と威儀とはこの湛然たる可能力の裏面に伏在している。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア