夏目漱石 『草枕』 何気なく座布団の上へ坐ると、唐木の机の上に例の写生帖が、鉛筆を挟んだまま、大事そうにあけてある。 夢中に書き流した句を、朝見たらどんな具合だろうと手に取る。 「海棠の露をふるふや物狂」の下にだれだか「海棠の露をふるふや朝烏」とかいたものがある。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア