夏目漱石 『草枕』 掌に顎を支えたる余の心も、わが住む部屋のごとく空しければ、春風は招かぬに、遠慮もなく行き抜けるであろう。 踏むは地と思えばこそ、裂けはせぬかとの気遣も起る。 戴くは天と知る故に、稲妻の米噛に震う怖も出来る。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア