夏目漱石 『草枕』 握る名と奪える誉とは、小賢かしき蜂が甘く醸すと見せて、針を棄て去る蜜のごときものであろう。 いわゆる楽は物に着するより起るが故に、あらゆる苦しみを含む。 ただ詩人と画客なるものあって、飽くまでこの待対世界の精華を嚼んで、徹骨徹髄の清きを知る。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア