夏目漱石 『草枕』 偉大なる活力の発現は、この活力がいつか尽き果てるだろうとの懸念が籠る。 常の姿にはそう云う心配は伴わぬ。 常よりは淡きわが心の、今の状態には、わが烈しき力の銷磨しはせぬかとの憂を離れたるのみならず、常の心の可もなく不可もなき凡境をも脱却している。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア