夏目漱石 『草枕』 しばらくは、筆の先の尖がった所を、どうにか運動させたいばかりで、毫も運動させる訳に行かなかった。 急に朋友の名を失念して、咽喉まで出かかっているのに、出てくれないような気がする。 そこで諦めると、出損なった名は、ついに腹の底へ収まってしまう。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア