夏目漱石 『草枕』 蓋には、鱗のかたに研きをかけた松の皮をそのまま用いて、上には朱漆で、わからぬ書体が二字ばかり書いてある。 「この蓋が」と老人が云う。 「この蓋が、ただの蓋ではないので、御覧の通り、松の皮には相違ないが……」 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア