夏目漱石 『満韓ところどころ』 苦しい十五分か廿分の後車はようやく留まった。 軌道の左側だけが、畠を切り開いて平らにしてある。 眼を蔽う高粱の色を、百坪余り刈り取って、黒い砂地にした迹へ、左右に長い平屋を建てた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア