夏目漱石 『満韓ところどころ』 足元で少しばかり鳴いてるような家庭的なものではない。 虫の音だと云う分別が出た時には、その声がもう左右前後に遠く続いていた。 我々は一つの提灯を先にして、平原にはびこる無尽蔵の虫の音に包まれながら歩いた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア