夏目漱石 『満韓ところどころ』 遠くから見たと同じように浮き立たない家であった。 造作のつかない広い空家へ洋灯を点して住っているのかと思った。 這入るとすぐの大広間に置いてあったオルガンさえ、先の持主が忘れて置いて行ったものとしか受取れなかった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア