領事館へ挨拶に行けば、英吉利の王様の写真などが恭々しく飾ってあって、まるで倫敦のような気持になる。
そうかと思うと、宿の座敷の廊下の向うが白壁で、高い窓から光線が横に這入って来るのは仕方がないが、その窓に嵌めてある障子は、北斎の画いた絵入の三国志に出てくるような唐めいたものである。
しかもあまり綺麗ではない。
領事館へ挨拶に行けば、英吉利の王様の写真などが恭々しく飾ってあって、まるで倫敦のような気持になる。
そうかと思うと、宿の座敷の廊下の向うが白壁で、高い窓から光線が横に這入って来るのは仕方がないが、その窓に嵌めてある障子は、北斎の画いた絵入の三国志に出てくるような唐めいたものである。
しかもあまり綺麗ではない。