夏目漱石 『明暗』 お延が先を越して、「御厄介になります」とこっちから挨拶をしたので、始めて気がついたように、看護婦も頭を下げた。 「君、こいつを一つ持ってくれたまえ」 津田は車夫から受取った鞄を看護婦に渡して、二階の上り口の方へ廻った。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア