夏目漱石 『明暗』 それは先刻から姉妹の母親が傍目もふらず熱心に見つめている方角であった。 彼女とお延は最初顔を見合せた時に、ちょっと黙礼を取り替わせただけで、拍子木の鳴るまでついに一言も口を利かなかった。 四十六 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア