夏目漱石 『倫敦塔』 血塔と名をつけたのも無理はない。 アーチの下に交番のような箱があって、その側らに甲形の帽子をつけた兵隊が銃を突いて立っている。 すこぶる真面目な顔をしているが、早く当番を済まして、例の酒舗で一杯傾けて、一件にからかって遊びたいという人相である。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア