夏目漱石 『明暗』 彼は何物をか待ち受けているように、いったんきっと上げた首をまた枕の上に横たえてしまった。 お秀はまたお秀で、それにはいっこう頓着なく、言葉もかけずに、そっと室の内に入って来た。 彼女は何より先にまず、枕元にある膳を眺めた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア